御歳暮のお客様の名前を見ると当然、その当時の事を思い出す。
まだ現場監理2つ目だったんだけど、まぁスゴかった。
どこの会社でもある事だと思うけど、この時組んでた上司は何も教えてくれない人でした。
いきなりアレやれコレやれと言われます。
もう日々ブルーですよ。
配筋検査とかいきなりやらされた日にゃ〜、もう
「定着って?」「ニ段筋の間隔って?」「台直しって?」「かぶりって?」
と????な状態。
でも、とにかく見なきゃならんのですよ、後ろには上司が目を光らせて立っているので。
そんで、おかしな配筋を見逃したりすると指摘されるのです。
「そこ、その納まりでいいの?」
なんて。
は〜、胃が痛ぇ〜。
それが終われば
「じゃ役所に行って打合せしてきて。」
で帰って報告すると
「それは話を聞いてきただけ。誰でもできる。その後のことをどうするかを話すのが打合せ。」
と返される。
は〜、胃が...。
徹夜で終わらせた仕上げのプレゼンをすれば
「センス無し。何も分かっちゃいない。」
とバッサリ。
は〜....。
とまぁ日々ドタバタしてた訳だ。
とにかくこの上司のやり方は、まず失敗しそれに対してどうするか自分で考えさせるということ。
今思うとこのやり方は上司側にかなりのリスクがあるんだよね。
何しろ失敗が前提の育て方だから。
いや〜、感謝してますよホントに(当時は憎たらしかったけど 笑)
ただ、この育て方は人によって向き不向きがあるね。
私にはあんまり向かない方法だ。
人に言われると何クソッと思うより凹む方だからね〜。
実際リタイヤ寸前のノイローゼ状態にまでなったし。
上司の言葉を全て鵜呑みにするのは良くない。
経験豊富な上司でも所詮は人だから。
そこらへんを見極める考え方もこの頃身につけたのかも。
あんまり自分を追い込んじゃうのはツライだけだからね〜。
聞き流す所は聞き流すのも大事なのだ。
まぁとにかく、この時の経験が今役立ってるのは間違い無い。
神経もあの当時よりちょっとは図太くなったみたいだし(笑)
あれ、現場の話してないね(笑)
現場の話も色々あるのだけどまた気が向いたら。
さ、明日も仕事だ頑張ろ〜!