人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< sky + cloud #84 yokohama Intern... >>
working days
working days_a0011819_21422873.jpg

こんな写真ですがもちろんビックリハウスは造ってません(笑)
では、何がビックリハウスなのか...それはこんな会話から生まれたのです。



電気盤の納まりについての打合せ。
電気設備屋Sが出してきたA3版の図面を前に私の先輩とSが交わした会話。

先輩:「この図面のスケールは何分の1?」

S:「あ、元の図は1/60ですが、それは拡大したものなのでノンスケールです。」

先輩:「じゃ、オンスケールの図面出力出来る?」

S:「出来ますよ。じゃ、ちょっと出してきますね。」


ーーーーーーーーーーーーーーーー5分程経過ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

SがA4版サイズの図面を出してくる。
見た目さっきのより若干小さくなった感じ。
縮尺1/40くらいか...。
先輩が定規を当ててみる。
......どうもスケールが合わない。

先輩:「これスケール何分の1?」

S:「え? ノンスケールです。」

先輩:「???」



びっくり人間の登場だ!!!

間違いなくSの発言の後、先輩と私の頭の上には「?」が山のように出ていたに違いない(笑)
だってノンスケールじゃ分からないからオンスケールにしてきてくれと言ったのだよ。
それに対して5分待たせて出てきたのがノンスケールとはいったいどういうこと?!
ちゃんと話聞いてる?
ってか「出来ますよ。」って言ったじゃん!(笑)

この話はさらに続き、もう一度出力させて持ってこさせたのだ。
そうしたら今度は確かにオンスケールの図面が出てきた。

が!

持ってきたのが1/120の図面...。
ち、ちぃせ〜!
全然ディテールが押さえられないよ〜!
結局さらにもう一回出させてようやく1/50の図面が出てきた。

はぁ〜、大丈夫かSよ、大丈夫なのかS?
この現場最終的に終わるの平成19年だよ、まだ始まったばかりだよ。

というわけで先輩と私のヤルキは一気にそがれた(笑)
この現場は設備業者が常駐出来るよう、私たちの事務所とは別に設備業者用の事務所がある。
このホワイトボードに書かれた矢印の先にその事務所があるのだが...。
「びっくり人間」がいるから「ビックリハウス」....疲れ果てた先輩により書かれた言葉(笑)


こんな感じで、この現場にはビックリハウスが誕生したのです(爆)
はぁ〜、疲れた〜。
by id-nao | 2005-05-15 21:47
<< sky + cloud #84 yokohama Intern... >>